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白茶とは-ジンティーの白茶もご紹介

白茶

目次

JING TEAのホワイトピオニー *JING TEA提供
JING TEAのホワイトピオニー *JING TEA提供

紅茶は英語で(Black Tea)と称されます。
日本語にすると黒茶になり、食べ物なので黒より紅の方が良いと言う事で、日本人の感覚で紅茶となったとの見解に書籍で触れた事があります。
今回は色の意味では反対側にいる白茶(White Tea)について触れていきたいと思います。

私たち日本人には大手各社が出しているお茶で緑茶や紅茶、
そして烏龍茶は馴染みがありますが、白茶にはあまり馴染みがない方も多いと思います。

香港中国にお仕事やプライベートで行かれたご経験をお持ちの方はご存知だと思いますが、白茶とはどう言ったお茶なのでしょうか。
今回は白茶について、

①白茶は主に2種類とそれぞれの特徴
②なぜ貴重で日本に入らないのか
③JING TEAの白牡丹White Peony

について触れてみたいと思います。

香港ではとても人気ですが日本では馴染みが薄いお茶のジャンルですのでこのコラムを見て関心をお寄せ頂ければ幸いです。

① 白茶は主に2種類とそれぞれの特徴

ホテルのアフタヌーンティー淹れていただいたホワイトピオニー。
ホテルのアフタヌーンティー淹れていただいたホワイトピオニー。

そもそも、日本語で白茶は(はくちゃ)、(しらちゃ)と言うのが正式名称のようです。
中国語読みでバイチャと言ったりもします。

白茶は主に白牡丹(はくぼたん)と白毫銀針(はくごうぎんしん)の2種類になります。
あとで触れますがJING TEA唯一の白茶はWhite Peonyと言っており、白牡丹を採用しています。

白毫銀針と白牡丹はそれぞれ製法や特徴が違います。
まずは白毫銀針の製法ですが、主には一芽一葉の新芽だけを使用します
茶葉は苦みを抑えるために酸化されず、収穫された新しい芽は主に天日干しで自然に乾燥させて、もまれて発酵を防ぐ製法が特徴的です。

だいたいの白毫銀針の茶葉は白いうぶ毛のような物が覆っています。
これらのうぶ毛は新芽がまだ包まれている若葉から生えており茶葉が銀色に見えることからシルバーニードル(銀針)となったと言われています。
白毫銀針は穏やかで花のような香りを持ち、口当たりが滑らかで多くは苦味や渋みは感じられず、喉を通るときに優雅な花の香りが広がります。

白牡丹とは製法の過程で少し酸化をさせます。
酸化をさせることにより多くの白牡丹の茶葉は赤みがかります
これは白毫銀針とは基本的に異なり違うタイプの白茶となります。
白牡丹は一芽二葉の新芽とその下の若い茎を使用します。

先ほどご紹介した白毫銀針と同じく茶葉には銀毫(毛)が含まれ、白い綿毛が広がっているような外観が生まれます。

白牡丹の茶葉は、折り重なった茶葉が花びらのように見えこれが牡丹の花に似ていることから白牡丹と呼ばれるようになったと言われています
白牡丹は一般的に淡くて繊細な味わいを持ち柔らかな花のような香りがあります。
白毫銀針と同じく純粋な白茶の味わいに加えやや酸味が感じられることがあります。

② なぜ貴重で日本に入らないのか

雲南省の古い寺院。
雲南省の古い寺院。

白茶が希少で価値が高い理由はいくつかあります。
まずは製法の手間暇があげられます。製法工程が簡素である反面、自然乾燥をする関係で時間がかかります
発酵自体を天日干しで抑えるわけですから時間がかかってしまうのは否めません。
毎日好天が続くとも限りませんし天日干しは天候に大きく左右されてしまいます。
それに伴い希少価値がさらに高くなるのは当然と言えます。

また収穫量についても触れたいと思います。
高級烏龍茶でもそうでしたが白茶も特定の茶樹から収穫され、年間でわずかな量しか取れないものもあるそうです。
環境などに配慮した観点から生産量が制約される茶樹もあるそうで、より希少価値が上がるということです。

希少価値が上がりそうな要因ばかりですがさらに消費者の需要もあります。
白茶は独自の風味を持っていて他の茶とは異なります。
この独自性が茶愛好者やコレクターにとって魅力的であり需要を高めているのです。
日本ではなかなかお目にかかれない訳ですね。

自然豊かな雲南省の湖。
自然豊かな雲南省の湖。

③ JING TEAの白牡丹White Peony

ホテルで淹れていただいたホワイトピオニーとスイーツ。
ホテルで淹れていただいたホワイトピオニーとスイーツ。

最後にジンティーの白茶、白牡丹(White Peony)というお茶について簡単に触れさせて頂きます。
あいにく当サイトでは現在お取り扱いがなく申し訳ありませんが、一部のヒルトンホテル様やその他ホテル様でお取り扱いがあります。

ジンティーの白茶は中国雲南省のお茶を採用しています
雲南省は中国地図の左の端の方で普洱茶(プーアル茶)発祥の普洱市の近くにあります。
JING TEAのWhite Peony(以後、ホワイトピオニー)は白茶ではあまりない有機認証を取得しています。

中国雲南省の古くからある高山の多くは農薬、化学肥料の使用に関して非常に厳しい規制が元々あるそうです。
このため、雲南省では中国の有名な白茶産地に比べて、有機認証や潜在的により高い品質保証を得ることが比較的容易な場所だそうです。

雲南省は平均気温が25度と年間を通して過ごしやすい気候で自然が豊かな場所だそうです。
古い街が近代化しているものの古くからの自然を維持しているとても素敵な街だと、雲南省へ行かれた方から聞きました。一度行ってみたいものです。

雲南省の山脈を覆う古代の鬱蒼とした森には非常に古い茶樹が存在しています。
一般的な茶樹とは異なり高さ約15メートル以上の高木で、しばしば「古樹」と呼ばれ、樹齢500年を超えることもあるそうです。

先ほどの希少性でも触れましたが樹齢500年ですから相当な価値のあるものですが、ジンティーのホワイトピオニーの茶樹はもう少し庶民的です。
ユンカン品種という茶葉を採用しており、大きく太い芽と柔らかい若葉をつけることで知られ甘く爽やかな白牡丹の生産に適しています

ホワイトピオニーはいずれ当サイトでも取り扱いたいと思っておりますので、商品説明はその時までのお楽しみにしていただければと思います。
白茶は購入がなかなか困難ですがお近くの中国茶専門店にありましたら是非トライしていただければと思います。

JING TEAのホワイトピオニー *JING TEA提供
JING TEAのホワイトピオニー *JING TEA提供

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ジンティーとは

JINGTEA(ジンティー)は、2004年イギリスで創設された新進気鋭の英国高級紅茶ブランドです。
ジンティーオフィシャルオンラインストアでは、極上の茶葉やJINGオリジナル茶器など販売しております。
大切な人とのティータイムやほっと一息つきたいときにJINGTEAをお楽しみください。

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