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紅茶とスコーンとの切っても切れない関係

紅茶とスコーンとの切っても切れない関係

目次

① 紅茶とスコーンとの切っても切れない関係

スコーンといえばこのイメージ
スコーンといえばこのイメージ

ティールームの定番メニューに「クリームティー」というのがあります。
クリームティーとはミルクティーではなく、日本人にもお馴染みのスコーンとミルクティーを合わせて楽しむティースタイルの言葉だそうです。
書籍によればアフタヌーンティーよりもよりカジュアルでクリームティーは英国では日常的なスタイルだそうです。
今回はクリームティーの主役のスコーンについて触れてみたいと思います。

百貨店の英国展へ行くとものすごい人で圧倒されますが、特にスコーンの売り場は常に活況です。
賞味期限がとても短く、 日本でも大人気のスコーン。
今回はスコーン誕生の生い立ち、スコーンにまつわるエピソード、スコーンを食べる際のマナーや英国での食べ方のスタイルまでご紹介します。
そしてスコーンの相棒、クロテッドクリームについても触れてみたいと思います。

スコーンはスコットランド地方のオーツ麦を使った菓子バンノックが原型とされています。
バンノックとは「バンノック(Bannock)」は、主にスコットランドの伝統的なパンの一種です

バターや脂肪分を含む小麦粉、水、塩を混ぜて焼いたり、焼いた後にグリルで焼き上げたりします。
バンノックは比較的シンプルで、アウトドアで簡単に作ることができるため、野外活動やキャンプの際に好まれるそうです。
スコーンとバンノックは材料や作り方に微妙な違いがあるそうです。

スコットランドの伝統的なお菓子のバンノックを元にするスコーンは古都スクーン宮殿(Scone Palace)から由来しており、さらにはスコーンの形も宮殿にある「石」に由来しているそうです。
Sconeとはもちろん英語でスコーンのことです。

石といっても歴代のスコットランド王が戴冠する際に腰をかけるという代物らしく、スコットランドにとっては非常に縁起物です。
スコーンの形の元となった石はイングランドとスコットランドが争うようになってから、イングランドへ奪われてしまいます。

イングランドに奪われた後に現地で良いように加工されてしまいましたが、現在ではエディンバラ城内の宝物殿に展示されているそうです。

しかし今後も英国王が戴冠する際は、石をロンドンへ運ぶという条件があるそうでイギリス地方の深い歴史を感じさせられます。
スクーン宮殿の画像がないのが残念ですが、googleで画像検索すると出てきます。
画像からでも歴史を感じられる素敵な宮殿ですのでよかったら調べてみてください。

② スコーンのまつわるレシピやルールなど

ミルクティーとスコーンの相性は抜群
ミルクティーとスコーンの相性は抜群

スコーンの作り方は非常にシンプルです。
小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩、バター、牛乳を混ぜて、生地をこねて切り分け、焼くという手順が基本です。
一般的な書籍に「伝統的なスコーンは焼き上げられて外側はカリッと、内側はしっとりとした食感が特徴です」と、さらっと説明がありますがこれが恐らく美味しくできるかどうかのポイントなのだと思います。
非常に奥が深いですね。

ちなみにですが私どもの会社でも一度スコーンを輸入しませんか?
と英国のメーカー様よりお引き合いを頂戴したことがありました。
一般的な賞味期限は2~3日で、冷凍だともう少し長いようです。
賞味期限がとても短いものなので日本への輸入は不可と判断し、日本で作ったものでないと厳しいと判断し諦めたことがあります。

前述しました通り、スコーンはアフタヌーンティーで楽しむよりもクリームティーといったよりカジュアルで召し上がるものなのでより日常的に食べているもだそうです。

特に厳密な食べ方のルールはないそうですが、スコーンは割れ目に沿う形で手で横に2つ割って頂きます。
スコーンと共にナイフも提供されるそうですが、これはあくまでもクロテッドクリームやジャムを塗るためのもので、王が戴冠する時の玉座の石にナイフを入れるとはけしからんという言い伝えから、ナイフを入れることはタブーとされているとか。
歴史のお話を少しさせていただいたのはこういった背景があるからでした。

ジャムやクロテッドクリームを塗るのが一般的
ジャムやクロテッドクリームを塗るのが一般的

スコーンはクロテッドクリームとジャムを塗って食べられることが多く、一般的です。
日本人で言うところの食パンにバター...といったところでしょうか。
以前にティーウィズミルクでも触れた際に、「最初にミルクか」「後にミルクか」とイギリスで論争になったほどだとご紹介させて頂きましたが、スコーンでもクロテッドクリームを塗るのが先か後かで好みが分かれるそうです

クロテッドクリームをスコーンに塗ってからジャムを塗るスタイルを「デボンジャー・スタイル」
そしてジャムを塗った上にクロテッドクリームを乗せ、後から塗るスタイルは「コーンウォール・スタイル」と言うそうです。
口の中に入ってしまえば同じなのでは。
と本末転倒な意見を言いそうですが、これも本場英国流のこだわりといえば納得が行きます。

③ スコーンの相棒クロテッドクリーム

スコーンの相棒クロテッドクリーム
スコーンの相棒クロテッドクリーム

最後にクロテッドクリームについて触れてみたいと思います。
先ほど日本人で言うところの食パンとバターとご紹介しましたが、似て非なるものです。

ではどう言うものかというと、牛乳をじっくりと低温で加熱し、その後冷やしてクリームを浮かせて時間をかけて熟成させたもので、これにより濃厚でなめらかな食感が生まれスコーンとの相性もとても良く、特にイギリスでは広く使われるようです。

味そのものは甘くてまろやかな味わいがあり独自の風味があります。
スコーンに塗って食べるのが一般的ですが、デザートやフルーツのお供にもなることがあるようです。
簡単にいえば生クリームの一種で、スコーンとは切っても切れないものということになります。

もちろんJING TEAにもミルクティーは合います
もちろんJING TEAにもミルクティーは合います

今回は紅茶というよりはミルクティーと一緒に召し上がるスコーンについて触れてみました。
さらにはスコーンには欠かせないクロテッドクリームもご紹介させて頂きました。
英国より遠い日本では現地のものを入手するのは困難ですがぜひ一度日本で作られた身近なスコーンやクロテッドクリームを召し上がってみてはいかがでしょうか。

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