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ダージリン地方とは

ダージリン地方とは

ダージリンといえばインドの有名なお茶の産地であるということはお分かりになると思いますが、インドの逆三角形の国の地図でどの辺りになるのでしょうか。
当サイトの紅茶ファンの方であれば見聞があり、即答かと思いますが、ダージリン地方はインドの右端の方に位置しています
今回はダージリン地方について調べてみました。

ダージリン地方でお茶の生産がなぜ盛んになったのか、地方の特徴や歴史観など。
また観光地としてのダージリンについても触れてみたいと思います。
JING TEAの本国のスタッフも以前にダージリン地方を定期的に訪れています
その際の画像も併せてダージリン地方の魅力をご紹介できればと思います。

目次

JING ダージリンの茶園*JING提供
JING ダージリンの茶園*JING提供

① ダージリン地方はどこにある

言葉では分かりづらいので地図でご紹介します。
ダージリン地方はインド北東部の"西ベンガル州"に位置しています。
ヒマラヤ山脈の麓にあり、標高2,000メートル以上の高地に広がる地域です。
どのようしてこのエリアに行くのでしょうか。

空港と最寄り駅は70km程度離れたところにあり、近くのシリグリという都市より車で3時間ぐらいかかる場所にあります。
三角形の右端の方にコルカタという大きな都市があります。
そこから電車で8時間かけて行くのが一般的なようです。

ダージリン地方はインドの逆三角形のいずれかの場所ではなく、右端の奥の場所がダージリン地方となります。
つまり、アクセスするのに一苦労する場所…

ですが、標高を上げて2000メートルの街ですから夏であれば気候も涼しいようです
ダージリン地方から北に臨むとカンチェンジュンガというエベレストにつぐ世界に3番目に高い山があり、天気が良ければエベレストものぞめる日があるようです。
8000メートルの山々を有する土地なので登山家には憧れの聖地のようです

② ダージリン地方の成り立ち

ダージリン地方

ある程度位置関係がわかったところで何故このような国に囲まれたところにインドの街ができたのか。
地図でみるといまにも分離しそうな所にあります。

ダージリン地方の北部にシッキム地方があります。
西ベンガル地方と言われる、この辺りは元々シッキム王国に属していました。
その後、イギリスの植民地政策の手がこのあたりも延びると、森が茶畑として開墾されイギリスの避暑地となったのです

もちろん茶の木の栽培に気候的にも優れていた為、お茶の生産が盛んになり多くのネパール人が労働力として移住しました
そう言った背景の中、このあたり西ベンガル州北部の独立を求める声があがり、時として紅茶の生産の減少に悪影響を与えることもあります。
2018年にも大きな訴えがありこの時も紅茶の生産に大きな影響を及ぼしました。

③ ダージリンではなぜお茶の生産が盛んなのか

ネガティブなお話に溝をさらに深くすると、当時イギリスは中国から多くのお茶を購入しておりました。

戦争ばかりしていましたので、銀が不足し国内でも問題なっていました。
これがアヘン戦争につながると別のコラムでもご紹介させて頂きました。

それでは自分たちで適宜な場所でなんとかお茶を作れるようにしたい
そうすれば中国からは買わなくてすむ。
このような発想もあったのか…それは定かではありませんが門外不出の茶の木の栽培方法と製法をダージリンに持ち帰り、栽培を始めたのは間違いないようです

霧が濃く茶の木にとっては最適の場所*JING提供
霧が濃く茶の木にとっては最適の場所*JING提供

ダージリン地方は標高が高く、雨季では霧深くお茶の栽培には適しているといえます。
こちらは以前もご紹介させていただきました記事の抜粋になります。

"ダージリンのなだらかな緑の丘陵地帯と、カンチェンジュンガのようなヒマラヤ山脈の名峰の陰で、ほぼ2世紀にわたって独特の香り高い紅茶を生産してきた。
セカンド・フラッシュはこの山岳地帯のテロワールを最もよく表現する紅茶のひとつであるため、
JING TEAの生産管理者は必ず毎年3月に1週間ほど表敬訪問し生産者達とのコミニュケーションをとても大切にしてる。”

独特の香り高い紅茶
独特の香り高い紅茶

これはJING TEAの生産管理者が定期的に訪れた際にコラムに書いたものです。
テロワールという言葉がワインを彷彿とさせますが、マスカテルなフレーバーを残してくれるJINGダージリン2ndフラッシュ
そんなフレーバからテロワールという言葉を引用したのだと思います。

④ ダージリン地方でのみどころ

遠くカンチェンジュンガ *JING提供
遠くカンチェンジュンガ *JING提供

ダージリン地方で観光をするとなるとどういった事ができるのかをご紹介して終わりします。
まずはタイガーヒルという場所があり標高が2600メートルある丘で、カンチェンジュンガが見渡せ、条件が揃えば遠くにエヴェレストが見渡せるとか。
ただし朝の空気が澄み渡った時間しかチャンスがないようです。運も大事ですね。

茶園見学も外せませんね。ダージリン紅茶の生産している工場見学も可能だそうです。
茶摘みの様子や、紅茶の発酵の工程のようすなども見学が可能。時期が外れていても工場見学はできるそうです。

通称トイトレイン
トイトレイン

世界遺産にも登録されているダージリン ヒマラヤ鉄道、通称トイトレインと言うらしいのですが、開業は1881年でアジアで最も古い登山鉄道だそうです。
鉄道や蒸気機関車が好きな方にとっては是が非でも乗車してみたいものです。

最後にお茶が飲める店はないものかとガイドブックを見てみましたが、あまりお店のご紹介がなく現地に行かないと分からないと感じました。
それでもティールームのご紹介がありこちらは紅茶、タルトやその他のスイーツを堪能できる上に、紅茶の販売を同店で行っているお店のようです。

ここまでざっとダージリン地方をご紹介してきました。
芳醇なJING TEAのダージリン2ndフラッシュの起源を少しでもこの記事で知っていただければ幸いです。

ダージリンの茶葉を見る

LOOSE TEA- ジンティーで取り扱いのある茶葉 -

- JING TEA -

ジンティーとは

JING TEA(ジンティー)は、2004年にイギリスで創設された英国高級紅茶ブランドです。

「私たちの使命はお茶の世界に革命を起こすことです」をコンセプトに、
市場にあふれる味気なく商品化されたお茶から、
五感を刺激し未知なる味と場所へと誘う純粋で透明なシングルガーデンティーを提供します。

世界中の高級ホテルの客室、レストラン、ラウンジのアフタヌーンティーで採用されている、世界中から愛される紅茶ブランドです。

ジンティーの茶葉やオリジナル茶器は、当ショップでしか取り扱いがございません。
ホテルで楽しめる味を、ご自宅でもご堪能いただけます。
ぜひ、大切な人とのティータイムやほっと一息つきたいときに、ジンティーを選んでみてはいかがでしょうか。

皆様のご利用、心よりお待ち申し上げます。

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