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以前にルイボスティーについて記事を投稿させて頂いたことがありました。
ルイボスティーは南アフリカの象徴的な飲み物であることや、自然が豊かなセダーバーグ地方ならではのものであることなど紹介させて頂きました。
今回はルイボスティー発祥の地、南アフリカのケープタウン周辺に絞ってどういった街なのか、セダーバーグ地方の自然の魅力や、その地方ならではの人々の生活に根付く特徴的な文化などを踏まえながら、ルイボスティーを深掘りしてみたいと思います。
日本人の私たちにとってアフリカ大陸は未知の世界のイメージが強いのではないでしょうか。
そしてアフリカ大陸の一番下にある南アフリカですから、遠く想像に及ばないところがあります。
サッカーのワールドカップを開催しテレビを通じてスタジアムや周辺の街並みはなんとなく…
後は世界史の時の希望峰を回り多くの船が往来した、というあたりが私たちの南アフリカのイメージではないでしょうか。
それでは南アフリカケープタウンとは一体どのようなところなのでしょうか。
ケープタウンは1652年にオランダ東インド会社が中継基地として建設。
以来、南アフリカの中心地として栄えてきました。
テーブルマウンテンはケープタウンの象徴的で、山の頂上はナイフで横に切ったように平らなため、テーブルマウンテンと呼ばれています。
近代的な高層ビルや歴史的な建造物や博物館などありマザーシティと呼ばれるほど人々から愛されている街です。
南アフリカといえば希望峰でしょうか。
英語でCape of Good Hopeと言われており、自然保護区に指定されている場所です。
インド洋と大西洋の海流がぶつかる場所にあり渦を巻く様子も見られることもあるとか。
強風が吹くことが多く海が荒れて遭難する船が多くあったようです。
現代のコンテナ船の航路でもあり、スエズ運河が一時期通行不可になっていた時にJING TEAを載せた船もイギリスからこの希望峰を回って日本へ来たことが数回ありました。
ポルトガルに希望を与えるという意味で「希望峰」としたようです。
ケープタウンから北に約200km、ルイボスティーが育つ唯一の地域と言われているセダーバーグという地域があります。
それではなぜルイボスティーが育つ環境とされているのでしょうか。
1つには「乾燥した気候」と昼夜の「寒暖差」があるということ。
これは茶葉が独特の甘みと風味を持つ理由に大きく貢献します。
そして、「赤みがかった土壌」が広がり、それは鉄分が豊富に含み、ルイボスの独特な風味を引き出すことを意味します。
さらに、「降水量が少なく」特定の微生物が共存する環境でルイボスの成長に最適な条件といえます。
こういったその土地ならではの条件が重なり、ルイボスティーが特徴的なお茶であると言えるのです。
この地は観光スポットとしても有名で、多くの人が訪れています。
セダーバーグ野生保護地区は赤茶色の巨大な岩山が広がる絶景地。
画像を見るだけでも壮大な自然が伝わってきますが、こういった環境を思いながらルイボスティーを飲んでみると改めてその味わいが伝わるようです。
さらには「サン族の壁画」は先住民族が残した貴重な岩壁画で約4kmのトレッキングツアーもあるようで、3時間ぐらいで壁画が楽しめるようです。
そして、「ルイボス農園ツアー」なんていうツアーもあるようです。
ルイボスティーがどのように育てられ、製造されるのか見学できて、機会があれば一度体験してみたいものです。
それでは実際にケープタウンでどうのようにルイボイスティーが楽しまれているのか見ていきたいと思います。
ケープタウンではルイボスティーは高級ホテルやおしゃれなカフェでも提供されるようです。
例えば「Mount Nelson Hotel」のアフタヌーンティーでは、ルイボスティーを好きなだけ注文することができるようで地元で人気です。
スイーツビュッフェもあるそうです。
「Truth Cafe」のようなカフェでは、ルイボスラテなどのアレンジティーも人気で、ルイボスティーの多様な楽しみ方があるようです。
ストレートやミルク入りのもの、アイスティーにしたり、ルイボスチャイやカクテルのスタイルもあるようですね。
カフェ飯が人気で朝からローカルの人々で賑わうそうです。
ルイボスティーと合わせる南アフリカの伝統料理なども紹介してみたいと思います。
「ボボティ(Bobotie)」:スパイスの効いたミートローフ。
日本ではおつまみのレシピとして紹介されたりしていますが、ルイボスの甘い香りとよく合いそうです。
ボボティは少し味が重たそうですので、ルイボスティーのような後味がさっぱりとしたハーブティーとのペアリング。
何といっても南アフリカの食べ物ですから相性が抜群なのは間違いなさそうです。
「ミルクタルト(Melktert)」も南アフリカの郷土料理として有名だそうです。
これは一目でルイボスティーやチャイと相性が良いです。
南アフリカではルイボスティーは特別な存在であることは以前の記事でも紹介させて頂きました。
かつては先住民族の伝統的な薬として親しまれていたルイボスティーだそうです。
時代がかわり飲み物として普及していく中、アパルトヘイト時代はコーヒーが高級品だったため庶民の飲み物として広がったそうです。
コーヒーの代わりという歴史背景があるのが少し寂しい気もしますが、現在では南アフリカの誇りとして輸出産業の重要な一角を占めているのはいうまでもありません。
南アフリカのルイボスブランドは国際的な地位を確立したことは、南アフリカにとってもとても有意義であると共に、その地ならではの独自の文化を広めていける大きなきっかけとなったのです。
観光産業はとても重要です。
その地でしか味わえないものがあることは強みですし、多くの外国人が観光で訪れれば街並みは変わり新たなホテルも立ち治安もよくなります。
実際に南アフリカでは治安がとてもよいとガイドブックにも書いてあります。
訪れる際も少し安心ですね。
さて、今回はルイボス発祥の地セダーバーグ地方がある南アフリカの自然の魅力や文化について触れてみました。
自身も南アフリカは訪れたことはありませんが機会がありましたら是非訪れてみたいです。
ルイボスティーはただの健康茶ではなく、南アフリカの文化・歴史・自然を象徴する存在ですし、ルイボスティーを飲むことは、南アフリカを感じること。
と言っても過言ではないのかと思います。
最近コンビニでも買えるようになったルイボスティーですが、お手に取ったルイボスティーで喉を潤す際に、南アフリカの自然の壮大さを感じると、一味変わるかもしれません。
ルイボスティーを見る
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ジンティーとは
JING TEA(ジンティー)は、2004年にイギリスで創設された英国高級紅茶ブランドです。
「私たちの使命はお茶の世界に革命を起こすことです」をコンセプトに、
市場にあふれる味気なく商品化されたお茶から、
五感を刺激し未知なる味と場所へと誘う純粋で透明なシングルガーデンティーを提供します。
世界中の高級ホテルの客室、レストラン、ラウンジのアフタヌーンティーで採用されている、世界中から愛される紅茶ブランドです。
ジンティーの茶葉やオリジナル茶器は、当ショップでしか取り扱いがございません。
ホテルで楽しめる味を、ご自宅でもご堪能いただけます。
ぜひ、大切な人とのティータイムやほっと一息つきたいときに、ジンティーを選んでみてはいかがでしょうか。
皆様のご利用、心よりお待ち申し上げます。
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