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ティーバッグはどのように生まれたのか

ティーバッグはどのように生まれたのか

当サイトでも人気のティーバッグシリーズ。
そもそも、お茶は茶葉をポットにいれて飲むようにしか考えられていませんでしたが、なぜティーバッグにいれて飲むようになったのでしょうか。
現代では常識的になっていますし、茶愛好家からはティーバッグで抽出するお茶はちゃんと味が出ないといわれてしまう存在です。

今はふつうにティーバッグがあるので、茶葉を捨てやすいからできたのでは?と、発想しがちですが答えはそうではありません。
そもそも現代社会にあるような安価なバックを作る風習はありませんでしたし、絹素材が高価であったため大量生産されていませんでした。

それではどういった経緯がありティーバッグがこれだけ普及したのでしょうか。
今回はティーバッグの経緯や英国でのティーバッグの位置付けや、JING TEAのティーバッグの材質について触れていきたいと思います。

目次

JING TEAのティーバッグ
JING ダージリンの茶園*JING提供

① ティーバッグができた経緯

ティーバッグ
ティーバッグ

ティーバッグができた経緯をまず説明しますと、お客様の誤解から生まれた偶然の産物だったようです。。
1908年、アメリカ・ニューヨークの茶商トーマス・サリバンという方が、お客さんにに試飲用の紅茶を小さな絹の袋に詰めて配布していました。

試飲用だったのか商品だったのか定かではありません。そのお客さんがこの袋ごとお湯に浸してしまい、これが思いのほか便利だという評判を呼びました。
これをきっかけに、現在のようなティーバッグが商品化されていったと言われています。

まさに偶然の産物となったティーバッグだった訳ですが、アイデアというのは意外にもこういうところから生まれたりするものだったりしますよね。

すでにティーバッグをしている現代社会に生きる私たちからすれば、なんだ。。と、いう感想を得られるかもしれませんが、今世の中に溢れ常識となっていることが未来の人からすれば昔の人はこのような複雑なことをしていたのか。
と、言われることが現代には多くありそうです。

② 英国でのティーバッグの理解

ティーバッグは現代でも大活躍

お茶に話を戻して行きます。
ティーバッグは現代でも大活躍な訳ですが、それは袋に入れればポットを洗うのもとても楽ですし、茶葉を入れ替える場合もとても簡単だったりします。
利便性においてはとても優秀な存在で、大戦後アメリカでは急速に普及していきました。

その裏で、実はイギリスではティーバッグの普及は大きく遅れていました。
これは、「ティーバッグでは本格的な味わいが楽しめない」という固定観念があったためと言われています。

しかし、1950年代後半から徐々に普及が進み、現在ではほとんどの家庭でティーバッグが使われるようになりました。
アメリカとイギリスのなにかお互いのこだわりの主張がかいま見えるお話ですね。

イギリスの主張はこうです。
茶葉を直接ティーポットに入れて淹れるという方法が「本格的で格式ある淹れ方」とされており、袋に入れたままお湯に浸すという発想自体が「邪道」と見なされていたという理由です。
この主張は遠からず近からずだと個人的な意見を割って入れたいと思います。
例えば厚手の生地を使用したもので淹れると抽出の時間が長くなりうまくお茶を淹れられない。

バッグの材質によって抽出に個体差が出る。ネガティブな部分は確かに否めません。
とは言え、使い回すのには最適なティーバッグです。
そういった部分を解消したいと思うのはメーカーの発想になるわけですが、英国に本社があるJING TEAではどのようなティーバッグを使用しているのでしょうか。

③ 生分解性とは?JING TEAのティーバッグ

脱プラスチックをかかげるJING TEAではなるべく包装に使うプラスチックを減らすことを考えています。
現在ティーバッグについては全て個包装となりある意味では反している訳ですが、これについてもいずれ無くしていく方向なのでしょうか。
JING TEAはティーバッグに環境に配慮した「生分解性の素材や材質」を採用しております。
日本のティーメーカーでも多く採用されています。
生分解性とはどういった素材なのでしょうか。

植物由来のPLA(ポリ乳酸)と聞くと、大丈夫?と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、主にトウモロコシやサトウキビ、キャッサバなどの植物から得られるデンプンを原料として作られます。
特徴は前述した通り環境に配慮されている点。
生分解なので最終的には土に還るとされています。
調べていくと安全性や強度など多くあげられるのですが、なんと言っても茶葉を抽出するのに適しているという事です。

高級感、透明感があり茶葉がうっすら見えるために見た目もとてもよいです。
また、抽出性を高めるとされており、テトラ型(ピラミッドのイメージ)の形や細かな繊維構造によってお湯がティーバッグ内をスムーズに通り抜けるため、茶葉が持つ香りや味わいをしっかりと引き出します。

一方で、やや破れやすいという特性はありますが、これは環境負荷を減らすための自然素材ならではの特徴です。
そのため、お取り扱いには少し注意が必要ですが、それ以上に紅茶本来の美味しさを存分に味わえる設計になっています。

ここまでティーバックについて触れてきました。
発祥が偶然の産物であったことがとても面白いですよね。
アメリカでの始まり、格式にこだわったイギリスでは普及が遅くなった、というところもこれも歴史なのかと考えると、とても興味深いです。

ちなみにですがJING TEAで採用している生分解性のティーバックを作っている会社を社内資料で調べたところ、なんと京都の会社さんが作っていました。
MADE IN JAPANです。
こう言った情報があると、よりJING TEAのティーバックに親近感が湧くのは、私だけではないと思います。

環境にも優しいJING TEAのティーバッグ。生分解性の素材や材質を使用しています。
環境にも優しいJING TEAのティーバッグ。生分解性の素材や材質を使用しています。

ティーバックの茶葉を見る

LOOSE TEA- ジンティーで取り扱いのある茶葉 -

INFORMATION- ショップからのお知らせ-

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- JING TEA -

ジンティーとは

JING TEA(ジンティー)は、2004年にイギリスで創設された英国高級紅茶ブランドです。

「私たちの使命はお茶の世界に革命を起こすことです」をコンセプトに、
市場にあふれる味気なく商品化されたお茶から、
五感を刺激し未知なる味と場所へと誘う純粋で透明なシングルガーデンティーを提供します。

世界中の高級ホテルの客室、レストラン、ラウンジのアフタヌーンティーで採用されている、世界中から愛される紅茶ブランドです。

ジンティーの茶葉やオリジナル茶器は、当ショップでしか取り扱いがございません。
ホテルで楽しめる味を、ご自宅でもご堪能いただけます。
ぜひ、大切な人とのティータイムやほっと一息つきたいときに、ジンティーを選んでみてはいかがでしょうか。

皆様のご利用、心よりお待ち申し上げます。

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