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6種あるお茶についてのお話(六大茶)

6種あるお茶についてのお話(六大茶)

目次

今回はお茶の種類についてのお話です。
お茶には種類が6種類あります。意外にもその中にハーブティーなどは属していません。
それもそのはずで、基本的には茶葉のみを使用したものが「お茶」となり、その他は花茶もしくはハーブティーとなります。
お茶と呼ばれるものは基本的には茶(カメリアシネンシス)を使用したものだけになります。

①お茶の茶葉を生み出すカメリアシネンシスとは

Jade Swrod (緑茶)
Jade Swrod (緑茶)

お茶の茶葉、カメリアシネンシス(Camellia sinensis)は、お茶の茶葉を生み出す植物であり、広く栽培されています。JING TEAは全て輸入品になりその際に原材料の提出を国の検疫に求められます。
提出する原材料にカメリアシネンシスと記載が殆どのお茶にあります。

カメリアシネンシスとは茶葉の事ですが、起源は主に中国南部と東南アジアとされています。
カメリアシネンシスから生まれるお茶は今回のメインテーマとなる6種のお茶(六大茶)、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶です。

六大茶については後ほど深掘りするとしてもう少しカメリアシネンシスについて触れてみたいと思います。

茶葉は基本的に寒暖差があり標高が高い場所での栽培が適しており、一部の高級茶葉が山岳地帯で生産される理由の一つとなります。
植物は通常3〜4年で収穫が可能になり、最も新しい芽と葉が茶葉として摘まれ、これがさまざまな種類の茶を生み出します。

茶葉は発酵の度合いや処理方法によって異なる種類の茶になり、これが6つのお茶の種類に分かれる分岐点となります。

②六大茶の特徴やお茶について-1

白茶の生産農家
白茶の生産農家

前述しておりますが、6種のお茶(六大茶)は緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶です。
プラス1種とは花茶と広くカテゴライズされています。
六大茶のそれぞれの茶について簡単な特徴を解説していきます。

緑茶
非発酵茶。中国の中でも最も生産されており、全体の60%になると言われています。

日本での緑茶(玉露)とは別物で 爽やかで草のような風味があり、苦味は比較的少ないです。
JING TEAではティーバッグでも定評のあるオーガニックジェードスォード(Jade Sword)が人気です。

白茶
弱発酵のお茶。若い茶葉を使用。茶葉は太く、茶葉の裏表がはっきりしている。

日本ではほとんどお目にかかれず種類も生産量も少なめです。
JING TEAではホワイトピオニー(White Peony)があります。
穏やかで甘みがあり、花の香りをほのかに感じられるお茶です。

黄茶
白茶と同じく弱発酵。仕上げの際に発酵の工程がある為、黒茶と同じ後発酵とされる場合もあります。

希少価値が高く本物の「君山銀針」というお茶はめったにお目に掛かれない代物とか。
JING TEAでも残念ながら取り扱いはありません。
柔らかく、甘みがあるお茶だそうです。

③六大茶の特徴やお茶について-2

台湾アリサン烏龍
台湾アリサン烏龍

青茶(烏龍茶)
半発酵茶。これは我々日本人にとっても非常に馴染み深いお茶です。

烏龍茶の名を知らない人はいないのではないでしょうか。お茶の六大茶のカテゴリーの中では「青茶」となるそうです。
それもそのはずで、烏龍茶と言えば茶色のパッケージが先行しがちですが、茶葉そのものは青く見えます。
青茶と称されるのも頷けますね。

JING TEAでは先日取り上げさせて頂きました鳳凰単そう(Phoenix Honey Orchid)も青茶のカテゴリーに入ります。
味わいは軽い緑茶と重い紅茶の中間の風味を感じるものでフローラルで香ばしいのが特徴です。

紅茶
発酵茶。欧米のイメージがありますが元はと言えば中国で作られました。

これは説明不要だと思いますが、六大茶で完全発酵しているお茶は紅茶と黒茶だけです。

そもそも発酵する理由は、茶葉の酸化反応によって茶葉が変化し、特有の風味や香りが生まれることによります。
完全発酵は主に紅茶や黒茶で行われ、このプロセスにより、茶葉中のカテキン(ポリフェノール)が有機化合物に変化し、独特の風味が生まれます。
これが紅茶の深い色とコクのある味わいの背後にある要因です。
取り扱いの茶葉についてあまり多く説明はいらないと思いますが、JINGアッサムブレックファースト、アールグレー、チャイなども紅茶のジャンルとなります。

黒茶
後発酵の茶葉で高度な発酵が特徴。茶葉が黒褐色に変わる。

後発酵とは若干日本語では分かりづらい表現ですが、簡単に言えば紅茶同様発酵させ、更に特殊な発酵方法で追加発酵させる過程が入り、それを「後発酵」と呼んでいます。
通常の発酵プロセスを経た後、黒茶は特殊な後発酵技術によってさらなる発酵や変化が生じます。
この段階で微生物の働きや酵素の影響が続き、茶葉に特有の風味や香りそして色合いが生まれるのです。
黒茶ダイエット効果があると言われており、ビンテージになると一気に高価なお茶になります。
JING TEAでは固形茶になっている黒茶の取り扱いがありますが、現在小売り商品ではありません。

④花茶について

鳳凰単そうの生産現場
鳳凰単そうの生産現場

最後に花茶について簡単に触れたいと思います。
前述しましたが花茶はいわゆるカメリアシネンシスを使用していないお茶のカテゴリーに入るお茶や、茶葉に花の香りをつけたお茶などが属します。
例えばJING TEAの取扱のあるジャスミンシルバーニードルがそれにあたりますし、他には人気のあるルイボスティーも同じジャンルとなります。

大まかにですが六大茶についてご紹介させて頂きました。中国茶は調べれば調べるほど深いです。

今回は六大茶についてジャンル分けのお話になりましたが、それぞれのカテゴリーに希少価値の高い茶葉があったり、ビンテージのものがあったり、はたまた淹れ方についても特徴があったりして面白いです。

次回は六大茶のジャンルを絞って商品を紹介したいと思います。
このコラムを見て、お茶の種類について調べている方のご参考になればと思い今回は記事を取り上げさせて頂きました。
調べ物のお力になれれば幸いです。

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ジンティーとは

JING TEA(ジンティー)は、2004年にイギリスで創設された英国高級紅茶ブランドです。

「私たちの使命はお茶の世界に革命を起こすことです」をコンセプトに、
市場にあふれる味気なく商品化されたお茶から、
五感を刺激し未知なる味と場所へと誘う純粋で透明なシングルガーデンティーを提供します。

世界中の高級ホテルの客室、レストラン、ラウンジのアフタヌーンティーで採用されている、世界中から愛される紅茶ブランドです。

ジンティーの茶葉やオリジナル茶器は、当ショップでしか取り扱いがございません。
ホテルで楽しめる味を、ご自宅でもご堪能いただけます。
ぜひ、大切な人とのティータイムやほっと一息つきたいときに、ジンティーを選んでみてはいかがでしょうか。

皆様のご利用、心よりお待ち申し上げます。

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