JING TEAのデザインが新しくなります。
ゴールドを基調にしたものから、それぞれの商品のイメージをよりわかりやすく、カラフルなパッケージとなっていきます。
新しいパッケージは随時ご案内していきますが、今回はその新しいイラストの中に興味深いイラストがありましたのでご紹介いたします。
それはイングリッシュブレックファーストに描かれている象です。
イングリッシュブレックファーストはJING TEAのラインナップの中でも主役中の主役ですが、新たなパッケージに込められた象は何を意味するのか。
今回は新デザインにもあしらわれているアッサム象についてふれてみたいと思います。
目次
①アッサム象とは
アッサム地方で象がティーガーデンを通り抜けていくのは日常的な光景だとか。
私たち日本人からすると動物園でしか見れない象が(しかも野生の)茶畑を歩いている光景が遠く及びません。
しかしこれがインドのアッサムでは人々との共存の意。象は非常に賢く、家族の絆が強い動物だそうです。
アッサムの美しい茶園や豊かな自然の中で、人間と象が共存し、彼、彼女らが安全に暮らしていける環境が守られていくことが、現在現地でも非常に重要なテーマとなっているようです。
近年、森林伐採や農地の拡大、インフラ開発によりゾウの生息域が分断されており、人間と象の衝突が生じたりして、深刻な問題となっているそうです。
象は1日にたくさん食べる動物だそうです。食を求める象。人が自然を切り崩して広げた居住区。
当然、象のみならず動物と人が衝突する図式になります。
そういった問題が社会問題となっているようで、まさに日本の熊や鹿問題と同じと言えます。
少し暗い話になりましたがイングリッシュ(アッサム)ブレックファーストのパッケージに描かれた象のイラストは、ブランドが最も大切にする「産地の人々と自然への敬意」を象徴するアイコンです。
単なるデザインとしての動物ではなく、インド北東部のアッサム地方において、茶園のオーナーたちが野生の象の通り道を確保するために茶の木を切り開いたという、実在する共生の物語を反映しています。
②アッサム地方おさらい
アッサム地方のおさらいをしてみたいと思います。
アッサム地方はインドの北東部、ブータンやバングラデシュに近接する「東南アジアの入り口」に位置する広大な平野です。
世界最大の茶産地の一つとして知られているのはご存知の通り。熱帯特有の湿潤な気候と、モンスーンによる激しい雨、そして力強い太陽の日差しが降り注ぐのが特徴です。
この地で育つ茶樹は「カメリア・シネンシス・アッサミカ(アッサム種)」と呼ばれ、高地で育つ中国種に比べて葉が大きく、コクのある濃厚な味わいを持つ紅茶を生み出すのに適しています。
また、アッサム地方には世界遺産にも登録されているカジランガ国立公園があり、アジアゾウ、ベンガルトラ、そして世界の70%が生息するといわれるインドサイなど、多くの野生動物が息づくまさに生物多様性の宝庫であるといえますね。
③アッサムのティーガーデンと象の共存
ティーガーデンとお茶の樹の関係を深掘りしてみたいところです。JING TEAの資料には共存することにより、お茶の風味を最大限に引き出す役割も果たしています。
と、記述がありました。象とティーガーデンの方たちが共存しているのは分かりますが、味わいにも役割が?説明はこうです。
茶園に小道を挟むことにより、空間が出来て茶葉がストレスフリーになるという説明。多くの茶園は小道があります。
人が刈り取るのに必要だからですが、これだと少し説明として不十分かと思いさらに調べてみました。
個人の見解も含めてこういう説明ではどうでしょうか。
象の通り道を設けることにより自然との共存がより高まり、その他の多くの野鳥や動物が生活しています。
鳥の食べ物は虫ですから、天然の害虫駆除となりオーガニックの茶園ができ、最終的に人の手により管理されることになります。
茶葉は自らの力を蓄えながら健全に、かつゆっくりと育つ環境が守られているため、どっしりとした味わいやコクを味わえる茶葉へと成長していきます。
さらに加えて、前述したこの地方がもたらす自然の恵み、力強い太陽やモンスーンの雨、気温の寒暖差が茶葉の成長に大きく貢献していることも忘れてはいけませんね。
象、野鳥、人間を含むその他の動物がこのバラエティーに富んだ自然の中で共存することが、ふくよかでかつ芯のあるシングルガーデンティーをもたらします。
そんなメッセージを込めるべく、この新しいパッケージデザインが完成したのだと思います。